2023年8月23日、三女が爆誕しました!!!
妊娠中の体調不良やメンタル不良で記事の更新が滞っておりましたが;
これからもハンドメイドと子育てのブログ【どかどかさん】をよろしくお願いします!
高齢出産しました
今まで年齢非公開にしていたのですが、37歳での妊娠になります。
立派な高齢出産です!
(35歳過ぎたら高齢出産と言われるようです。)
ちなみに長女は24歳、次女は29歳の時に妊娠しています。
20代の時のような体力・健康に自信が無い中、無事に生まれてきてくれてありがとう!
私のような年齢になると、男の子と女の子どちらが欲しいか論争とか気にしないので、とにかく健康で生まれてきてくれたらそれでいい!という思い一択でした。
今回は、3人目にして初体験のNIPT検査について語りたいと思います。
NIPT検査とクワトロテスト
約8年ぶりの妊娠で、もう若くない!という不安から、各種検査はしっかりしました。
3人目だから妊娠から出産までの流れはわかってるよね、慣れてるよね、という感じの扱いを受けがちなのですが、そんなことはありません。
毎回の妊婦検診で順調に育っているかドキドキするし、心配性だからか不安が募るばかり。
長女と次女の時は20代だったので、染色体異常や某些遺伝性疾患を検出する検査については「まぁ若いから大丈夫でしょう。やりたいならやりますか?」くらいのことを医師に言われたのですが、30後半の妊娠になるとほとんどの人が検査を希望するみたいです。
クワトロテストとは
クワトロテストは、母体血清中の特定のホルモンやたんぱく質の濃度などを測定することにより、胎児がダウン症候群や筋ジストロフィーなどの染色体異常や先天性疾患のリスクを評価するために行われる血液検査です。
検査をする期間は、だいたい妊娠15週から18週の間に行われます。
費用は病院により異なりますが、約3万円ほど。
私が長女と次女を妊娠した際は、2人ともクワトロテストを行いました。
妊婦検診では何度か血液検査をする機会があると思うのですが、「血を抜かれる回数が1回増える」くらいの認識で受けていました。
若い時は謎の自信があって、自分は健康だし大丈夫でしょう!と思っていました。
念のため受けておこうかな~くらいの気持ちでした。
無知だったのですが、そんな軽い気持ちで受ける検査ではないということが今ならわかります。
検査結果によっては、人工妊娠中絶手術を考える方もいらっしゃいますし、それまで不安な状態で過ごすことも考えられます。
どんな検査も良い結果が出れば安心ですが、思わしくなかった場合にどうするかについても考えなければなりません。
クワトロ検査の結果次第で、次に羊水検査(ほぼすべての染色体異常がわかる確定検査)をする方が多いそうです。
NIPT
NIPTは、妊娠中の母体の血液サンプルを用いて、胎児の染色体数や特定の染色体異常(トリソミーなど)を検出するための検査です。
主に胎児のDNA片断を調べることで、非常に高い精度で染色体異常を検出することが可能です。
ダウン症候群(トリソミー21)、エドワーズ症候群(トリソミー18)、およびパタウ症候群(トリソミー13)などを検出するのに効果的です。
検査をする期間は、だいたい10~22週。
費用は病院により異なりますが、費用は8~20万円ほど。
検査自体は、血液検査なので血を抜くだけですぐ終わります。
ですが、検査の前に質疑応答やカウンセリングがあって1~2時間かかる病院もありますし、簡単な説明だけで30分もかからないような病院もあります。
やはり高齢出産なのでリスクに対する不安があったことが一番の理由です。
私は3人目にして初めてNIPT検査を受けました。
長女は現在中学2年生ですが、約14年前にはまだNIPT検査の存在も知りませんでしたし、産院でもそのような検査があるという説明はされませんでした。
調べてみたら、2011年から商業化された検査とのことで、長女が生まれた時にはまだ日本にNIPTは無かったんです。
今回、産院でNIPTをしたかったのですが、予約がいっぱいで断られてしまいました。
私が通っていた産院では1日3組までしか予約を受けないとのことでした。
高齢の方、不妊治療をした方、持病がある方、兄弟・家族・親戚に染色体異常がある方などは、妊娠が確定した段階で(初診日に)すぐ予約するそうなので、迷ってて後からやっぱり受けようかな~と考えている間に受けられなくなります。
地方にお住まいですと、そもそもNIPTを受けられる病院が少ないので出来ないということも。
私はNIPTをするために別のクリニックに行き、結果が出たら産院に報告する形になりました。
比較的に新しい検査方法なので、町の個人産院ではほぼ取り扱っていない、検査費用が高いということもあり、NIPTを受けたいけど受けられなかったという人もかなりいるようです。
何年か経ってもっと普及すれば、どこでも受けれるようになったり、今後費用も下がっていくでしょうと医師が仰っていました。
また、残念な結果が出た場合に中絶を選ぶ方が多いそうで、妊婦さんのメンタルが削られたり、少子化なのに更に産まれる子が減るなどの問題があり、産婦人科医師の中でもおすすめしない説明をする方もいます。
NIPTは確定検査(感度99%)であるがゆえに、「検査の良し悪しで授かった命を奪ってよいのか」という倫理面でも難しい話です。
まとめ
検査を受けるか受けないかは自由です。
受けるとしても、クアトロ検査、コンバインド検査、NIPT、絨毛染色体検査、羊水染色体検査など、検査内容も受ける時期も様々。
そして妊娠・出産は病気ではないので、通院や検査などのお値段も高めです。
結果が良くても悪くても、今後の赤ちゃんの人生や家族の人生設計にも大きく関わってきますので、メンタルも含めて慎重に考えた方が良いです。
私は正直すごくビビっていたし、心配と不安で約10か月を過ごして出産を迎えるより、検査結果を早めに知れる方が性に合っていました。
NIPTを受けてよかったと思っています。
やるやらない論争ではなく、一個人の体験記録・感想としてこのブログを書いています。
妊活中の方、現在妊婦の方、どなたかの参考になれば幸いです!
とにかく!
赤ちゃんは可愛い!
今とっても幸せです!